C++でのコメントスタイルを紹介します。
コメントはプログラムのコンパイルや実行には影響しません。
分かりやすいプログラムを記述するために、適宜活用していきたいですね^^
コメントの記述例
前回、コメントを書くときに //(スラッシュ2つ)を使えるようになったと書きました。
PeachBoxクラスで追加したデストラクタをコメントにしてみましょう。
class {
public:
PeachBox();
//~PeachBox();
void AddPeach(int n);
:
//PeachBox::~PeachBox()
//{
// cout << "桃の桐箱オブジェクトを終了します^^" << endl;
//}
:
このように書くと、// から行の終わりまでがコメントになります。
コメントはソースファイルに説明文を記載するときや、処理の一部を一時的に反映させないように
するときに使います。
コメントは、行のどこに書いても構いませんが、" "(ダブルクォーテーション)間の文字列内では
無効になりますので注意してください。
Which one is better? /* */ or //
Cのコメントで使用していた /* */ はC++でも使えます。しかし、コメントを書くときは // を
使うほうが断然オススメです。次の例を見てください。
//を使用
:
//PeachBox::~PeachBox()
//{
// cout << "桃の桐箱オブジェクトを終了します^^" << endl;
//}
:
/* */ と // を使用
:
/*
PeachBox::~PeachBox()
{
// 出力
cout << "桃の桐箱オブジェクトを終了します^^" << endl;
}
*/
:
/* */ を使用
:
/*PeachBox::~PeachBox()
{
/* 出力 */←コメントはここまで
cout << "桃の桐箱オブジェクトを終了します^^" << endl;
}
*/←ココは??
:
このように、/* と */ で囲むと、コメントが途中までになってしまうことがあります。
気づかなければコンパイルエラーになってしまいますね。(^_^;)
また、コメントを終わりたいときに */ をタイプするのって結構面倒に感じませんか?
余計なところに頭を悩ませず、便利なコトはどんどん取り入れ手間を省く。
こうして空き時間を増やせば、また新しいことにチャレンジできるようになります。
ビジネスの重要なマインドの一つですね(^^)
今日の名言
機会を逃すな!人生はすべて機械である。一番先頭を行く者は、やる気があり、思い切って
実行する人間である。「安全第一」を守っていては、あまり遠くへボードを漕ぎ出せない。
デール・カーネギー
我々は「この世」しか知らないが、「この世」はさらに大きな世界の一部であるかもしれない。
そうした世界が存在すると信じることは、この世で生を受けた者が果たすべき、最も大きな
役割であると言えるだろう。「科学的」生活そのものは、「おそらく」という考えに大いに関係ある。
そして総体に言って、人生の全てはこの「おそらく」によって決定される。「おそらく」を抜きにしては
闘っても勝利は得られず、誠実な行為も勇気ある行為も行えない。せっかく人に尽くしても、寛大に
振舞っても、また科学的探索を行なっても、教科書を作っても、誤りを犯しかねない。我々がこうして
生きていられるのも、結局は絶えず危険を冒してはそれを征服するからである。
「必ず実現させる」という強い信念だけが、こうした本来実現するかどうかわからない結果を
実現させるのである。
ウィリアム・ジェイムズ
たとえ信念があっても、達成できることはごく僅かなものだ。
しかし、信念がなければ何事も達成できない。
サミュエル・バトラー