2013年8月10日土曜日

コメントスタイル

C++でのコメントスタイルを紹介します。
コメントはプログラムのコンパイルや実行には影響しません。
分かりやすいプログラムを記述するために、適宜活用していきたいですね^^

コメントの記述例
前回、コメントを書くときに //(スラッシュ2つ)を使えるようになったと書きました。
PeachBoxクラスで追加したデストラクタをコメントにしてみましょう。

class {
public:
    PeachBox();
    //~PeachBox();
    void AddPeach(int n);
        :

//PeachBox::~PeachBox()
//{
//    cout << "桃の桐箱オブジェクトを終了します^^" << endl;
//}
        :

このように書くと、// から行の終わりまでがコメントになります。
コメントはソースファイルに説明文を記載するときや、処理の一部を一時的に反映させないように
するときに使います。
コメントは、行のどこに書いても構いませんが、" "(ダブルクォーテーション)間の文字列内では
無効になりますので注意してください。


Which one is better? /* */ or //
Cのコメントで使用していた /* */ はC++でも使えます。しかし、コメントを書くときは // を
使うほうが断然オススメです。次の例を見てください。

//を使用
        :
//PeachBox::~PeachBox()
//{
//    cout << "桃の桐箱オブジェクトを終了します^^" << endl;
//}
        :

/* */// を使用
        :
/*
PeachBox::~PeachBox()
{
    // 出力
    cout << "桃の桐箱オブジェクトを終了します^^" << endl;
}
*/
        :

/* */ を使用
        :
/*PeachBox::~PeachBox()
{
    /* 出力 */←コメントはここまで
    cout << "桃の桐箱オブジェクトを終了します^^" << endl;
}
*/←ココは??
        :

このように、/* と */ で囲むと、コメントが途中までになってしまうことがあります。
気づかなければコンパイルエラーになってしまいますね。(^_^;)
また、コメントを終わりたいときに */ をタイプするのって結構面倒に感じませんか?

余計なところに頭を悩ませず、便利なコトはどんどん取り入れ手間を省く。 
こうして空き時間を増やせば、また新しいことにチャレンジできるようになります。
ビジネスの重要なマインドの一つですね(^^)


今日の名言
機会を逃すな!人生はすべて機械である。一番先頭を行く者は、やる気があり、思い切って
実行する人間である。「安全第一」を守っていては、あまり遠くへボードを漕ぎ出せない。
                                         デール・カーネギー

我々は「この世」しか知らないが、「この世」はさらに大きな世界の一部であるかもしれない。
そうした世界が存在すると信じることは、この世で生を受けた者が果たすべき、最も大きな
役割であると言えるだろう。「科学的」生活そのものは、「おそらく」という考えに大いに関係ある。
そして総体に言って、人生の全てはこの「おそらく」によって決定される。「おそらく」を抜きにしては
闘っても勝利は得られず、誠実な行為も勇気ある行為も行えない。せっかく人に尽くしても、寛大に
振舞っても、また科学的探索を行なっても、教科書を作っても、誤りを犯しかねない。我々がこうして
生きていられるのも、結局は絶えず危険を冒してはそれを征服するからである。
「必ず実現させる」という強い信念だけが、こうした本来実現するかどうかわからない結果を
実現させるのである。
                                         ウィリアム・ジェイムズ

たとえ信念があっても、達成できることはごく僅かなものだ。
しかし、信念がなければ何事も達成できない。
                                         サミュエル・バトラー