2013年10月14日月曜日

ITpro EXPO 2013 minority report

セミナー、展示会参加強化月間につき

10月9日(水) ~ 10月11日(金)  ITpro EXPO@東京ビッグサイト

新しさに触れたが、まだ答えは見つけていない、の記録












 
このイベントは一言で表現すると

御社の問題解決に、ぜひぜひ我社のITをご検討いただけませんか?の会

である。

そして、クラウドでAWS活用というのが、いろいろなところで言われていた気がする。

世の中には3文字の略語がたくさんあるものだ。

AWSとは? Amazon Web Services のことのようだ。

曰く、クラウド上のサーバを必要な時に必要な数だけ貸してくれるので、

オンプレミスのインフラ構築より、断然オトク!に

自社サービスを展開できるメリットがあるらしい。

そんなわけで今、押さえておくべき旬なキーワードが次の3つである。
  • クラウド
  • ビッグデータ
  • SDN
これは、第3のプラットフォームとして、今後ますます注目されていくようだ。
クラウドはもうおなじみだが、他の2つを調べてみた。

ビッグデータ(ウィキペディア)

もはや従来のシステムでは扱うことが困難な程、巨大になってきているデータ。
MMORPGの一斉ログインやTwitterのバルス祭りも該当する。(笑)
これらの処理にクラウドのサービスを活用するというビジネスが必然の流れである。
ミニセミナーでは、ジョン・スノウの調査結果によるコレラ収束エピソードに紐付け
ビッグデータの活用を分かりやすく説明していた。


SDN(atmarkIT)

Software Defined Network といって、もちろんアイドルグループなどではない。
最後のNは、 他の文献をみると Networking となってたりもして、
Networking or Network の一体どっちやねん!
どうやら、ソフトウェアでネットワークインフラの一元管理を行うことらしい。
これまでは、サーバ追加一つにしてもネットワーク機器ごとの設定、物理構成を
変更していたので管理者はかなり大変だった。そこに仮想化も含めると尚更だ。
それが画面一つで、簡単に設定・変更できるというのだから、本当に驚きである。
まさにクラウド様様だ。

こうしてIT基盤が、クラウドへと進化していくパラダイムシフトの
真っ只中にいるのです、と力説していた。


その他に気になった語句
UEFI(Unified Extensible Firmware Interface)
従来のBIOSに変わる、新しい基本プログラムのこと。
起動高速化、2TBを超えるHDDブート可能、等々いいことずくめのようだ。

MDM(Mobile Device Management)
セキュリティの観点から、スマホやタブレットの一元管理を行うこと。

NIer(Network Integrator)
通信ネットワーク構築から運用、保守までを一括して請け負う業者のこと。
言葉として知ってはいたものの、エヌアイアーと略されたら???だった。

SIer(System Integrator)
情報システム構築から運用、保守までを一括して請け負う業者のこと。
言葉として知ってはいたものの、エスアイアーと略されたら???だった。

Gartner
この会社の調査結果があると、その製品はかなりの信頼性があるということのようだ。
IT分野の格付け会社のようなものか!?


スゴい、感じたこと
MITSUBISHIの参考出展でハンズフリー認証技術で、首から下げたタグで複合機が使える
というのがあった。従来のように複合機にわざわざカードをかざさなくて済むのだから、
まさに痒いところに手が届くサービスだと思った。
実用化済の入退室管理を応用、こうした何気ない一手間を省く工夫がいいね!である。

あと一歩、と感じたこと
別のブースでBYODで勤怠入力というサービスがあった。こちらはサーバが管理する
データには位置情報も載るので、法的にも有効な客観的データとして活用、不当な労働が
なくなるという類の説明があった、ような気がする。(あまり覚えていない)
まさに客先常駐でソフトウェア開発を行うような自身のスタイルに当てはめるとぴったり
という説明だった、と思う。 しかし、各自の端末のブラウザから入力するのなら、
自席で勤怠システムにアクセスして手入力するのとさほど変わりがないように感じた。
結局、最終的にどこかのマスタと照合するのは人チェックが必要なのだろうと思ったり
どうも先ほどのハンズフリー認証と組み合わせたり、さらに客先-自社間の勤怠管理
までもが連携すると、より良いサービスとしてアピールできる気がしてならない。


せっかくなので、参加したセミナー写真の一部を掲載。




Duncan Campbell(Vice President) のインフラ話

ランチボックスという名のお洒落な昼食付 !







 自動化≠スクリプト化

 重要なのは自動化のための共通化(標準化)







今やるべきはSDNへの移行ではなく、 

SDNへの準備を粛々と進めることが正解の様子





今回は展示会メインで攻めてみたので、セミナー写真は極端に少ない。。。
事前登録が遅かったため、ほとんどのセミナーはWebからの申し込みが終了していたが、
実は全部当日申し込みでも入れたりしたのではないか、と思った。
いくつかは断念したというのに!

あと、初日はももいろクローバー Zが来ていた。
17時30分ごろから、メインシアターで報道陣向けのインタビューをしていたので
それほど混雑していなかったこともありチラ見。おぉ、あれが芸能人か...
ちなみに、撮禁のため写真なし。
 
ipod miniやら、タブレットやら、プリンタやらメガネやら、たくさんの抽選会があって
ほんのちょっとだけ期待するも、何も当たらなかった(^_^;)

こうして、各社3日間で集めたアンケートというビッグデータは、提案している得意の
クラウドにある多数のサーバが分析し、また次のビジネスにつなげていくのだろう。
ふとそんなことを考えた。

それにしても、HPの大盤振る舞いがハンパない!!

  
総評
展示されている各ソリューション、たとえ自社で活用する機会がないとしても普段考えも
しない最新の様々な情報技術について学ぶことができる。
ついにここまで来たか、という技術の進歩を目の当たりにして、驚きのあまりゾクゾク
すること必至。^^
ただし、セミナーを受けるにも、ノベルティをもらうにしても、とにかく名刺が必要となることが
多く大量に用意しておかないと、すぐに無くなっていちいち手書きになる。かなり面倒(>_<)
名刺がないなら、ノベルティやんないもんねっというケースもあった。

あと超大量に配布されるパンフレットの類を持ち帰らせるべく、袋はたくさん手に入る。
しかし、コンパニオンの方々が美人だからと全てもらっていては荷物が増えて大変だ...

また、CEATECとは違い、ブースにいる彼らは商談の流れに持ち込む気満々だ。
あまり興味本位で近づいても、結構去り際のタイミングが掴みづらくなってしまう。
本当に用がある場合を除き、何かこの辺のことについてご興味でも、などど言われた時は、
早めに魔法の言葉 『いろいろな情報収集の段階です』 で立場を明確にしておくと吉。

かなりの重量になるパンフレット&ノベルティを持ちながら、会場内をグルグル歩き回る
体力が必要なのは言うまでもない。
まったくの余談であるが、幕張メッセのようにトイレの個室に困ることがないように思った。



オマケ
先日のCEATECで見かけた美人さんを本会場でも発見!!
これは運命か!?の勇気を振り絞っての一枚。(笑)
撮影条件が非常に悪く、素敵さが十分に伝わらない...(+_+)




  仕事柄いろいろな所に出没するそうです。^^