2013年7月27日土曜日

お約束

ソースファイルとヘッダファイルの拡張子
 ファイルの拡張子は一般的には以下のようになっています。

C  ソースファイル "c"    ヘッダファイル "h"

C++  ソースファイル "cpp",  "cxx"   ヘッダファイル "h", "hpp"


 このサイトでは 青字になっている拡張子で説明していきます。


プログラム記述時の注意
 正常に動作するプログラムを作るための注意点です。

① 原則、半角で記述(コメントや""ダブルクォーテーション内では使えます)

② 半角カナ使用禁止(汎用性を損ねます)

③ 全角スペースは特に注意(謎のコンパイルエラーに遭遇します)

④  大文字と小文字は区別する(ifとIFでは別物として扱われます)

⑤ コメント形式は /* */, //の2通りを使う(どちらかに統一したいですね)
  /*  からコメントが始まり */ で終わりです。入れ子などにしてしまうと混乱のもとです。
  // はその一行がコメントになります。

⑥ 予約語に注意
   コンパイラが使用するキーワードですので、その用途以外では使えません。


~予約語とは~
  変数名や関数名は、プログラマが独自に名前を決めて定義できます。予約語とはこの時に
  名前として使用できない単語です。


Cでは次の単語が予約語です

auto break case char const continue default
do double else enum extern float for
goto if int long register return short
signed sizeof static struct switch typedef union
unsinged void volatile while


さらにC++では上記の他に次の単語が加わります。
C++は、その名の通りCを拡張した言語なのでCの予約語は全部含まれるのです。

and and_eq asm bitand bitor bool catch
class compl const_cast delete dynamic_cast explicit export
false friend inline mutable namespace new not
not_eq operator or or_eq private protected public
reinterpret_cast static_cast templete this throw true try
typeid typename using virtual wchar_t xor xor_eq



これらは使っていくうちに自然と覚えられますので、全部知らなくても大丈夫です。
もし全部知ってたらかなりのツワモノですね(^_^;)

予約語になっているものは、コンパイル時に特別な命令として解釈されるので
はじめから使えないようになっているのです。



今日の名言
君は本当に自分の抱いた理想像に到達しているだろうか。もし自分の行為を反省して
「イカン、あれは大失敗だった。ついカッとなって、怒らせなくてもよい人を怒らせてしまった。
もっとよく考えてから話せばよかった」と言い聞かせる勇気がなければ、君はまだまだ
理想像に到達していない。
                                    ドワイト・D・アイゼンハワー


勇者の気持ちを味わいたければ、ありったけの気力を振り絞って、勇者らしく振る舞うことだ。
その時、恐ろしくていたたまれない気持ちは、勇気凛々としてじっとしていられない気持ちに、
取って代わられるだろう。
                                ウィリアム・ジェイムズ