ファイルの拡張子は一般的には以下のようになっています。
C ソースファイル "c" ヘッダファイル "h"
C++ ソースファイル "cpp", "cxx" ヘッダファイル "h", "hpp"
このサイトでは 青字になっている拡張子で説明していきます。
プログラム記述時の注意
正常に動作するプログラムを作るための注意点です。
① 原則、半角で記述(コメントや""ダブルクォーテーション内では使えます)
② 半角カナ使用禁止(汎用性を損ねます)
③ 全角スペースは特に注意(謎のコンパイルエラーに遭遇します)
④ 大文字と小文字は区別する(ifとIFでは別物として扱われます)
⑤ コメント形式は /* */, //の2通りを使う(どちらかに統一したいですね)
/* からコメントが始まり */ で終わりです。入れ子などにしてしまうと混乱のもとです。
// はその一行がコメントになります。
⑥ 予約語に注意
コンパイラが使用するキーワードですので、その用途以外では使えません。
~予約語とは~
変数名や関数名は、プログラマが独自に名前を決めて定義できます。予約語とはこの時に
名前として使用できない単語です。
Cでは次の単語が予約語です
auto | break | case | char | const | continue | default |
do | double | else | enum | extern | float | for |
goto | if | int | long | register | return | short |
signed | sizeof | static | struct | switch | typedef | union |
unsinged | void | volatile | while |
さらにC++では上記の他に次の単語が加わります。
C++は、その名の通りCを拡張した言語なのでCの予約語は全部含まれるのです。
and | and_eq | asm | bitand | bitor | bool | catch |
class | compl | const_cast | delete | dynamic_cast | explicit | export |
false | friend | inline | mutable | namespace | new | not |
not_eq | operator | or | or_eq | private | protected | public |
reinterpret_cast | static_cast | templete | this | throw | true | try |
typeid | typename | using | virtual | wchar_t | xor | xor_eq |
これらは使っていくうちに自然と覚えられますので、全部知らなくても大丈夫です。
もし全部知ってたらかなりのツワモノですね(^_^;)
予約語になっているものは、コンパイル時に特別な命令として解釈されるので
はじめから使えないようになっているのです。
今日の名言
君は本当に自分の抱いた理想像に到達しているだろうか。もし自分の行為を反省して
「イカン、あれは大失敗だった。ついカッとなって、怒らせなくてもよい人を怒らせてしまった。
もっとよく考えてから話せばよかった」と言い聞かせる勇気がなければ、君はまだまだ
理想像に到達していない。
ドワイト・D・アイゼンハワー
勇者の気持ちを味わいたければ、ありったけの気力を振り絞って、勇者らしく振る舞うことだ。
その時、恐ろしくていたたまれない気持ちは、勇気凛々としてじっとしていられない気持ちに、
取って代わられるだろう。
ウィリアム・ジェイムズ