C++の重要な概念であるクラスとは データ と 手続き をまとめたものです。
Cではデータと手続きの管理がバラバラだったので、複雑なアプリケーションは
非常にわかりにくいプログラムとなっていました。
C++では、関連したデータや手続きをクラスという一つの部品にします。
この部品は必要に応じて再利用できますので、複雑なプログラムがわかりやすくなる
というメリットがあります。
クラスは簡単に言うと部品の設計図なので、そのままでは利用できません。
使うためには設計図を元にメモリを割り当て(インスタンス化)、実体を生成します。
そして、この実体のことをオブジェクトといいます。
クラスはオブジェクトになって初めて利用できるようになるのです。
オブジェクト指向
データと手続きをまとめた部品(オブジェクト)ごとにプログラムを作成していく考え方を
オブジェクト指向プログラミングといいます。
このオブジェクト指向をサポートしたプログラミング言語のことを
オブジェクト指向言語といいます。
最近の潮流としては C++、Java、C# がそうでしょうか。
オブジェクト指向と聞いてもまだモヤモヤ感があるかもしれません。
何が モノ なんだろうか?と気になって夜も眠れなくなったり...
というのはモチロン冗談です^^
そんなに悩むようなことは一つもありません。
ですから、ここで諦めずに着実についてきてください。
だんだんと分かるようになってきますよ(^^)
今日の名言
私は今年で86歳になるが、この歳になるまでに、相当な数の人々が下積みから這い上がって
成功するのを見届けてきた。成功者になるために一番大切なことは、「自分にもできる」という
信念である。思い切って事に当たらない限り、決して名声も成功も得られない。
ジェイムズ・ギボンズ枢機卿
人間のできることならなんだって出来るという気になれば、たとえどんな困難にあっても、いつかは
必ず目標を達成できる。これと反対に、ごく単純な事柄でさえ、自分には無理だと思いこめば、
たかがモグラの積み上げた土くれに過ぎぬものが、目も眩むような高山に見える。
エミール・クーエ
勇気とは恐怖心に抵抗することである。これは恐怖をぜんぜん知らないということではない。
恐怖を我が物にするということである。人間にはどこか臆病なところがあるからこそ「大胆」
というのが褒め言葉になるのだ。ノミがいい例だ。もし恐怖の欠如が勇気であるならば、
ノミこそは神の想像した一番勇気のある生物である。相手が眠っていようと目覚めていようと
ノミは平気で攻撃を仕掛ける。ノミにとって我々人間に手向かうことは、赤ん坊が全世界の
軍隊に手向かうようなものだが、ノミは一向に気にしない。ノミは昼も夜も危険と死の真っ只中に
いるが、千年前の昔にもあった、大震災が起こる前の、街を歩く人間のように、平気な顔
である。クライブやネルソンやプットナムを「恐怖を知らぬもの」として数え上げる場合、
こうした連中にもう一つノミをつけ加える事を忘れてはならない。
-そして先頭に立たせることだ。
マーク・トウェイン